キッチンリフォーム完成!2019年2月
広島市安佐南区S様邸
キッチンダイニングリフォーム
完成致しました
長年奥様が夢に想われていたキッチンリフォーム。
去年の夏に奥様のお仕事の退職を機に、リフォームのお仕事のご依頼を承りました。
今までお使いのキッチンの不便な点をお聞きし、ご家族の日々のキッチンスタイルを何度もヒアリングを行いました。
今までは収納第一のキッチンで、カップボード・吊戸棚と申し分ない収納力でしたが、奥が深くて取りづらかったり、高さがある部分は、踏み台がなければ取られないような収納もありました。
また、プラン作成中に駐車場だった隣地に家が建ち、日当たりが悪くなってしまったダイニング。そのこともあり、大収納のレンジフード前のカップボード(写真左手前)を取っ払おうというお話になり、開放感あるキッチンへとお話が進んでいきました。
ビフォー写真
一般的に、ご高齢者にとっての転倒の危険性は、屋外よりも屋内の方が高いという記事をよく見ます。
ちょっとした高さ
ちょっとした奥行
いつもなら難なく出来る動作でも、ある時ふと、このぐらい!!という些細なことでお怪我をされないように、吊戸棚はやめ、天井まで高さのあるカップボードも候補から外させて頂きました。その代わり、キッチン背面の収納、家電製品が置けるようカウンターを長くし下の収納を多く設け食器が納められるようになりました。
今まで、電話線・ネット回線のボックスなど、あまり見せたくないものがカウンターにどーん!と出ておりました。それをどうにか隠したいということで、キッチンの収納部分に細工をして、収納の中に入れ、電話機だけを出窓のカウンターへスマートに置くようにご提案させて頂きました。
お蔭で、ごちゃごちゃしてしまう配線類はすべて収納棚の中へ入りました。
S様は、夕食時は息子様もキッチンに立たれるということで、パナソニックのトリプルワイドIHにしました。横並びに配置された3口のIHは、同時に調理ができ、手前の調理スペースも十分にあり、下ごしらえや盛り付けに有効活用できます。
クロス選びは、少しでも暗さを感じさせないようリビングから見える壁・天井は白ベースを選び、キッチンの配色・ダイニングなどの使われている色から室内の一面をアクセントウォールとして周りと調和するマロンクリーム色を選ばせていただきました。また色目にも優しく、ひっかき傷などからも強いクロスで、この壁はよく使う電気スイッチがあり、どうしても手の汚れでクロスを黒ずませてしまうので、色のアクセントで目立ちにくくしております。
工事の最後は、コーティングです。
L型キッチンから対面式になることで、どうしてもキッチン下のフローリングが表に出てきてしまいます。日焼けした部分や汚れの境目がキッチンを解体した時には目立っていましたが、なんということでしょう。(音楽が流れてきました♪笑)
写真のように元の汚れが目立たず、今までの頑固なワックスをはがしコーティングをしていただきました。